jishinn

普段は絵に関連する事くらいしか
書かない このド・マイペースなblogですが。。。
今日はちょっとばかり真面目な事を書こうかと思います
そろそろblogを更新しないとなと思っていた矢先
この大震災が起こり 、凄まじい恐怖と不安が日本を覆い込みました
TVでは口々に『1000年に一度の地震』だと。。。
私はここ数日、何か変わった事といったら
被災地支援のチェーンメールがどっさり回ってくる位で
幸い九州では特に何もなく
少しだけですが自分に出来る事(節電)をせめてもと実施していました
電力ばっかりはもう、コレどうしようもないですからね
今回、予想も付かなかった大震災という事で
被災された方々は本当に酷な体験をされた事でしょうし
改めて正常(通常)のその有難さを
日本中が噛み締めている事だろうとも思います
しかし1000年に一度という事は 裏を返せば
およそ999年と364日間は
ここまでの大地震は無いと視点を返す事も出来る
これはやっぱり、どう考えてもラッキーな環境だと私は思う
環境も人間も全部ひっくるめて それが存在するという事は
絶妙な絶妙な、本当に不思議なバランスで成り立っているんですね
以前このblogでも書いたのですが
やっぱり当たり前の事ほど大事にしなきゃいけないなと
今回改めて考えさせられました
毎日同じところに自分の家があること
なぜか意識があって 手足を自由に動かせること
自分の意思にかまわず心が動くということ
この五感でもって世界を認識できるということ
そしてなぜか それが存在するということ
そして常に それらは変化し続けるということ
被災地の猫や犬達はどうしているんでしょうか
言葉を持たない動物は 幸も不幸も不安も持ってないのなら
いつもと変わらず 日向ぼっこしたり
じゃれついたり のんびりしているのかもしれませんね
なぜか人間だけが自然と切り離されて語られますが
むろん人間だって自然の一部
空間があるということ
時間があるということ
人間があるということ
地震があるということ
悲鳴があるということ
これら全てが広い意味での自然という存在者であるということ
このことを出来るだけフラットに、難しいですが考えていきたいです
今回の地震も ささいな日常も
幸や不幸で さかしらに語れるものではないのかもしれません
せっかく生きて、言葉を持ってるんだから
あるということの重さを もうちょっとじっくり考えてみたいです
では、展示の報告と絵はまた次回
by ta-jimaha-ru
| 2011-03-17 01:20
|
Trackback